神様のお祀り  池の姫神様のお祀り  耳鳴りに40年悩まされて

S.Kさん(30代/女性)

私の父は40年近く耳鳴りに悩まされていました。耳鳴りになったきっかけは野球をやっていて胸にボールが当たってからという事でした。周りの人達に良いと薦められた耳鼻科は何ヶ所も行ったのですが結局原因が分からなかったそうです。ある時、易の方に見てもらった事があり、耳鳴りの相談をしたところ、「これは、一生治らないね。耳鳴りが酷い時にはタイガーバームでも塗るしかないね。」と言われたそうです。その時は、耳鳴りと一生付き合っていくしかないと思ったそうです。

ある時、私は金縛りが酷く友達に相談したところ、ホームタウンを紹介してもらい神事をして頂きました。土地に霊障があり、生き倒れた武士をお祓いしてもらいました。その時に、家主である両親にも一緒にいてもらったのですが、父はとても半信半疑でした。神事の中で、父の耳鳴りの事を聞いて頂いたところ、「今回の事ではなく、別に訳がありますよ。」と教えて頂きました。

日を改めて両親はホームタウンに相談と鑑定をお願いしました。神事で見て頂いたところ、女の神様がいらっしゃる事がわかりました。両親が結婚する時に家を建て直したそうですが、両親の寝室の場所には昔2坪程の小さな池があって小さい鯉もいたそうです。その小さい池に女の神様がいらっしゃったという事でした。

耳鳴りの事を聞いて頂いたところ、分かってもらいたくて30年の間ずっと姫神様が父に訴えていたと教えてもらいました。それから神様からは、毎月7日にお稲荷さんを家族みんなで食べて欲しい事と、守っていくからには人側も守ってもらうなりに心を向けて欲しいという言葉を私たちに残してくれました。父は姫神様の存在を知らなかったとはいえ、苦しめてしまった事を謝りました。耳鳴りは治るけれど、気を付ける事がある時には耳鳴りで教えてくれるという事でした。

次の日、30年以上悩みとなっていた耳鳴りは嘘のようになくなり、半信半疑だった父も見えない世界の影響がこんな形で表れるという事を驚きながらも実感したようです。そして、耳鳴りがある時には生活に気をつけるようになりました。

私はこの事を通して、土地にも歴史があり知らず知らずのうちに神様がいらっしゃった上に土をもり、家を建てている事が多くの場所であるのではないかと思いました。家の土地の歴史を知り言い伝えていくことも、池の姫神様に対して心を向ける1つの行動なのではないかと感じました。