先祖供養  若くして亡くなった弟の供養

Y.Nさん(20代/女性)

約12年前に14歳の若さで弟が亡くなりました。障害を抱えていた弟ですが、それまで元気に動き回っていたのに突然の死でした。みるみる体力が無くなり、最後には自分で起き上がることすら出来なかった弟を、私はただ側で見守ることしか出来ませんでした。

弟が亡くなってからも、なぜ死んでしまったのか、 何がいけなかったのか日々自問自答を繰り返し、急に悲しくなったり、弟がこの世からいなくなってしまった喪失感を抱えて生きる毎日でした。

そんな時にホームタウンに出会い、弟を供養してもらう機会を得ました。初めて弟の想いを聞くことができ、その嬉しさを今でも鮮明に覚えています。また亡くなってから初めて心が落ち着き、急に悲しくなり泣き出すことが無くなりました。

供養の神事の中で、亡くなってから私が弟に投げかけていた言葉も弟がちゃんと聞いてくれていたことにも驚きを感じました。人が亡くなり実体が無くなったとしても、人の想いは時や場所をこえて必ず届くものだと思いました。